こんにちは、遠藤です。
湯シャンを始めてみたけれど、頭皮がベタつく。においや、かゆみも気になる。
「しばらく続けたら、慣れるのかな?」
そう思って、我慢していませんか。
お湯だけで洗うことに興味を持つのは、いいと思います。でも、気になることを我慢しながら続ける必要はありません。
今回は、湯シャンを取り入れる時に、気をつけてほしいことをお話しします。
ベタつきやにおいは、我慢する目標にしない
髪に付けているものも、頭皮の皮脂の量も、人それぞれです。
お湯で洗って気持ちよく過ごせる人もいれば、お湯だけではすっきりしない人もいます。
洗ったのに根元がベタつく。髪が重い。においが気になる。
そんな日は、「湯シャンを続けなきゃ」よりも、今の洗い方が自分に合っているかを見直してみてください。
必要なら、シャンプーを使って大丈夫です。
毎日のシャンプーが必要な方もいます。回数が少ないほどよい、という話ではないんです。
かゆみを「慣れるまで」と片づけない
かゆみがあるのに、「シャンプーをやめたばかりだから」と我慢するのは、私は勧めません。
頭皮がかゆくなる理由は、ひとつではありません。湯シャンを続ければ解決する、と決めつけないでほしいんです。
かゆみや赤み、フケが続く場合は、皮膚科で相談してください。治療のためにシャンプーを使っている方は、自己判断で回数や使い方を変えず、医師の指示に従いましょう。
「合わないかも」と気づいたら、立ち止まっていいと思います。
オイルや整髪剤を使った日は、付けたものに合わせて洗う
私が大切にしているルールに、「付けたら、取る」があります。
オイルやワックス、スプレーを使うこと自体を否定しているわけではありません。
好きな手触りや、好きなスタイルを楽しむ。それも美容ですよね。
ただ、付けたものを、どう落とすかまで考えておきたいです。
お湯だけで落とせるかは、製品によって違います。使っているものの洗い落とし方の表示を確認し、シャンプーで落とすよう案内されているものは、その方法に合わせてください。
「今日はこれを付けたから、シャンプーで洗おう」
そんなふうに、足し算と引き算を自分で調整できるとよいですね。
湯シャンも、濡らすだけで終わらせない
シャンプーを使わない日は、髪にサッとお湯をかけるだけ。それでは、洗い方の見直しになっていないかもしれません。
お湯を頭皮にも届けながら、指の腹でやさしく洗う。
私は、体温より低めの、少し生ぬるいぐらいのお湯をお伝えしています。ベタつくからと、熱さやゴシゴシする力で解決しようとしないでくださいね。
理想は、濡らす前に、絡まりを無理に引っ張らずブラッシングしておくこと。
お湯を流している時はブラシではなく指の腹を使い、生え際から襟足へ、オールバックにとかすようなイメージです。爪は立てません。
そして洗った後は、タオルでやさしく水分を取り、ドライヤーで髪と頭皮を乾かすところまで。熱風を同じ場所に当て続けず、熱さを感じたら距離や温度を調整してください。
お湯で洗った日も、日々の基礎ケアは大切にしたいです。
いきなり全部やめるより、「減シャン」という選び方も
湯シャンに興味があっても、明日から毎日お湯だけにする必要はありません。
例えば、週に1回だけ湯シャンの日をつくってみる。週末だけにしてみる。
「明日は家から出ないから、今日は試してみよう」でもいいと思います。
ただ、予定だけで決めず、その日に付けたものや頭皮の様子も見てください。不快感があれば、洗い方を戻して大丈夫です。
回数を変えなくても、シャンプーを使いすぎていないか、ゴシゴシする力が強くないか、泡で長く洗いすぎていないか。見直せるところはあります。
量を調整する時も、必要な汚れが落とせることは大切です。泡で洗う時間を短くする話と、すすぎを短くする話は別。すすぎは丁寧に行ってくださいね。
この考え方を、私は「減シャン」と呼んでいます。
私が大切にしたいのは、自分に合う加減です
マイナスのヘアケアは、何でもやめることではありません。
今の自分には必要のないことや、やりすぎていることを、少し減らしていく考え方です。
湯シャンができたかどうかよりも、髪と頭皮が気持ちよく過ごせているか。
今の自分に合う方法を選べているか。
そこを大切にしてほしいと思っています。
洗い方の加減に迷ったら、今しているお手入れや、気になっていることを聞かせてください。一緒に整理していきましょう。

