こんにちは、遠藤です。
シャンプーを使わず、お湯だけで髪と頭皮を洗う「湯シャン」。
気になっているけれど、「頭皮がベタつかない?」「においや汚れは大丈夫?」。そんな不安もありますよね。
先にお伝えすると、湯シャンでベタつく方もいます。誰にでも合う洗い方ではありません。
私は、シャンプーを使わないことより、自分の髪と頭皮に合った洗い方を選べることが大切だと思っています。
お湯だけでは、すっきりしないこともあります
頭皮の皮脂の量や、普段髪に付けているものは、人それぞれです。
オイルやワックス、スプレーなどを使っている場合、お湯だけでは十分に落としにくいこともあります。
洗った後も根元がベタつく。髪が重く、においも気になる。
そんな時は、無理に湯シャンを続けなくて大丈夫です。
「付けたら、取る」
オイルやスタイリング剤を使うこと自体を否定する必要はありません。好きな仕上がりを楽しんだら、付けたものに合わせて洗う。
足し算と引き算を、自分で調整できるとよいですね。
湯シャンは、どんな人なら考えやすい?
私なら、まず普段のケアと、今の頭皮の状態を確認します。
落としにくいオイルやスタイリング剤をあまり使わない。頭皮のベタつきやにおいが気になっていない。かゆみや赤み、フケが続いていない。
そして、髪と頭皮の様子を見ながら、洗い方を変えられる方。
こういう方なら、お湯だけで洗う日を取り入れられるか、考える余地はあると思います。
ただし、当てはまれば必ず向いている、という意味ではありません。
「乾燥しているから、シャンプーをやめた方がいい」とも、一概には言えません。まずは量や力加減など、今の洗い方を見直してみたいです。
湯シャンの前に、まずは「減シャン」から
毎日シャンプーをしている方は、まず、その当たり前を少し見直してみませんか。
いきなり毎日湯シャンにする必要はありません。
最初は、週に1回だけお湯で洗ってみる。
様子を見ながら、3日に1回くらい湯シャンの日をつくる。
週末だけでもいいですし、「明日は家から出ないから、今日は湯シャンにしてみよう」。そんな選び方でもいいと思います。
これは、順番どおりに進める課題ではありません。毎日シャンプーが必要な方もいますし、外出の予定だけで洗い方が決まるわけでもありません。
その日に付けたものや頭皮の様子を見て、ベタつきや不快感があれば、無理せず洗い方を戻してください。
回数だけでなく、量・力加減・時間も
回数を変える以外にも、できることはあります。
シャンプーの使用量を少し減らす。必要な汚れを落とせる範囲で、使いすぎていないかを見てみる。
ゴシゴシ洗っていたなら、力を弱める。爪を立てず、指の腹でやさしく。
泡を付けたまま長く洗っていたなら、その時間を少し短くする。短くするのは、泡で洗っている時間。すすぎは丁寧に。
私がいう「減シャン」は、こうして今の洗い方から、やりすぎている部分を減らしていくことです。
シャンプーを使いながらでも、できることはあります。
見直した結果、「私にはシャンプーが必要だな」となっても、それでいいんです。
ベタつきやかゆみを、我慢しない
湯シャンを始めてベタついた時、「そのうち慣れるかな」と思うかもしれません。
でも、ベタつきやにおいが続くなら、お湯だけでは今の自分に合っていない可能性があります。必要な時には、シャンプーを使ってください。
かゆみや赤み、フケが続く場合も、慣れるまで我慢するものと考えず、皮膚科で相談しましょう。治療用のシャンプーを使っている方は、自己判断で回数や使い方を変えず、医師の指示に従ってください。
髪のために始めたことで、毎日がつらくなってしまう。それでは、続ける意味を一度考え直してよいと思うんです。
湯シャンができることより、自分に合うこと
私が大切にしている「マイナスのヘアケア」は、何でもやめることではありません。
今の自分には必要のないことや、やりすぎていることを減らす。
お湯だけで洗う方が心地よい人もいれば、シャンプーを使った方が気持ちよく過ごせる人もいます。
大切なのは、ひとつの方法に自分を合わせすぎないこと。
自分に必要な洗い方を、自分で選べるようになること。
そのための小さな一歩として、「減シャン」から考えてみてほしいんです。
自分に合う洗い方がわからない方は、普段使っているものや、気になっていることを教えてください。
何を減らして、何を残すとよさそうか。一緒に整理していきましょう。
参考:米国皮膚科学会の洗髪についての案内 / NHSのフケについての案内。洗髪頻度は頭皮の状態に合わせ、症状が続く場合は医療機関へご相談ください。

